ユーザーレポート

PerkinElmer, Inc

米国

  LC-ELSDによるエネルギー/ビタミン補給飲料中の糖類とエリスリトールの分析
Unison UK-Amino UV検出が困難な糖類の分析にはELSD(蒸発光散乱検出器)が有効です。
また糖類の順相分離に必要なシリカ系アミノカラムは,アミノ基の自己加水分解によるカラムブリードへの対策が求められます。

PerkinElmer製 Flexar/Chromera LC-ELSD システムと,カラムブリードの少ない Unison UK-Aminoカラムにより,エリスリトール,アラビノース,キシロース,フルクトース,マンノース,グルコース,スクロース,マルトースに関して数十〜数百ppmの範囲で良好な直線性が得られました。本法が市販飲料へ適用できることも確認しました。

糖類の分析に, PerkinElmer製LC-ELSDシステムと Unison UK-Aminoカラムの組みあわせが有効です。

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  LC-MSによる非誘導体化アミノ酸の分析
Intrada Amino Acid 従来の誘導体化アミノ酸分析法で懸念される副反応や誘導体化試薬の影響,試料の分解などを避けるために,LC-MSによる簡便且つ再現性に優れた非誘導体化法が注目されています。

PerkinElmer製 Altus™ HPLC System - Altus SQ MS detector と,LC-MS用アミノ酸分析専用 Intrada Amino Acid カラムを用いて,17種の市販タンパク質組成分析用アミノ酸標準液を分析検討しました。
その結果,AlaとCysを除くアミノ酸で 6 - 100 nmol/mLの範囲で直線性と 0.999の相関性が得られました。 またHis 100nmol/mLを10回注入したところ 0.016%RSDという極めて高い再現性が得られました。またLODはAlaを除いて概ね1nmol/mL以下という値が得られ,SingleMSとしてはたいへん高感度MSであることがわかりました。

PerkinElmer Altus SQ MS detector と Intrada Amino Acid カラムにより,簡便で迅速な非誘導体化アミノ酸分析が可能となります。

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