ユーザーレポート


Shimadzu Singapore

シンガポール


MRM-SIM両モードによる生体及び飲料中のアミノ酸の直接分析
Intrada Amino Acid 島津製作所製トリプル四重極MSシステムLCMS-8040とIMTAKT(インタクト)製Intrada Amino Acid カラムを用いて,血漿や尿,飲料中のアミノ酸の分析を検討しました。

5nmol/mLの標準試料を用いた結果,Gly, Thr, Asp, Ala, Ser, CysはMRMよりもSIMモードの方が感度が高く定量には有利であることがわかりました。
MRMとSIMを各アミノ酸ごとに使い分けることで,各種実試料(ヒト血漿,尿,赤ワイン,ビール)中のアミノ酸分析値が良好に得られました。

Intrada Amino Acid カラムは,アミノ酸を誘導体化することなく直接アミノ酸分析ができる便利な分離カラムであり,LCMS-8040のMRM-SIM両モードを用いて高感度な実分析が可能であることが示されました。


ASMS 2016
(Courtesy of Shimadzu Singapore)
 

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