DACAPO DX-C18  

 

アルカリ移動相でも使用可能なODSカラム

世界初のシリカ/ポリマー "Dual-Matrix" ODSカラム
IMTAKT DUAL MATRIX HPLC COLUMN DACAPO DX-C18

pH 1-12

アンモニア移動相を用いたシンプルなLC-MS分析

ペプチドのESI-Negativeモード分析

アルカロイドのアルカリ移動相分析

高分解能2.5μm粒子 UHPLC対応

アルカリ試料注入,アルカリ洗浄

 
 
充てん剤粒子構造
  IMTAKT DUAL MATRIX HPLC COLUMN DACAPO DX-C18  
     
 
 

おもな仕様

基材:全多孔性球状高純度シリカ

粒子径:2.5μm

細孔径:約13nm

固定相:オクタデシル基

対象分子量:約10kDa以下

pH使用範囲:pH 1-12 (常用 1-11)

USPコード:L1

 
 

伝統的なシリカ系カラムは機械的強度は高いのですが,アルカリで溶けやすい難点があります。 一方ポリマー系カラムはアルカリには強いのですが,充てん剤が柔らかいために,有機溶媒濃度変化で充てん剤が膨潤収縮する結果,カラム性能が低下しやすいという難点があります。

また近年のアルキル架橋構造を有するハイブリッドシリカODSは,シリカ骨格の耐アルカリ性は強化されているものの,細孔表面にはオクタデシル基を修飾するためのシラノール基が必須であり,未修飾の残存シラノールをエンドキャッピングする必要があるため,表面的には従来カラムと同様のアルカリ浸食が懸念されます。

本製品の特長

新製品DACAPO DX-C18は,充てん剤としては世界初の「Dual-Matrix」構造を有しています。これはアルカリに弱い多孔性シリカの細孔表面を有機ポリマーで完全に被覆しつつC18リガンドを導入した表面構造で,耐アルカリ性と機械的強度を兼ね備えた特長があります。シリカ由来のシラノールをほぼ完全に遮蔽しているため,理論上は,残存シラノールによる非特異的相互作用がなく,シラノールが原因となるアルカリ加水分解も生じにくい,という利点があります。

技術情報

シブトラミン(アルカリ移動相)NEW

インダンジオン系抗凝固薬・ジフェナジオン(アルカリ移動相)

抗悪性腫瘍薬・イマチニブ (酸性移動相)

ビタミンB1誘導体・フルスルチアミン (中性移動相)

鎮咳薬・ペントキシベリン (中性・アルカリ性移動相)

去痰薬・ブロムヘキシン

殺菌消毒薬・塩化セチルピリジニウム (CPC)

オメガ脂肪酸 (DHA, EPA, AA)のアルカリ移動相分析 [MS]

アミロイドβペプチドの移動相pH依存性 [MS]

アミロイドβペプチド (アルカリ移動相濃度) [MS]

インスリンの移動相pH依存性 [MS]

アルカロイド (アルカリ移動相濃度) [MS]

塩基性化合物の移動相pH依存性 [MS]

三環系抗うつ薬分離のカラム比較

パラベン異性体のカラム比較

耐アルカリ性比較 

関連情報

DACAPO DX-C18 リーフレット (PDF)

メタルフリーカラム  [DACAPO DX-C18 MF]

DACAPO DX-C18 価格表(日本国内)

  

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