Cadenza CD-C18

 

新技術! ポリメリック・エンドキャッピング
  Cadenza CD-C18には3μmシリカ粒子の処理技術に加えて,従来の固定相概念を変えるユニークなエンドキャッピング方法を考案しました。

ODSリガンドを導入した後の残存するシラノールに対して,化学結合型のポリマー構造を表面に配し,化学的に残存シラノール量を減少させるとともに,物理的な残存シラノール遮蔽効果を持たせています。
これにより,従来カラム以上にシラノールの影響を排除できる,画期的な固定相表面構造が得られました。

この「ポリメリック・エンドキャッピング」は,固定相表面状態に起因する以下のようなさまざまな問題点を一挙に解決する,理想的な修飾方法と考えられます。

・シラノールが原因となる,塩基性化合物のピーク形状が良好になる

・シラノールが原因となる,耐酸性,耐アルカリ性が向上する

・固定相表面の残存金属不純物の影響を排除でき,配位性化合物のピーク形状が向上する


Cadenza CD-C18は3μm粒子を標準とし,カラム圧力とカラム性能のバランスに優れた設計がなされています。このため,超高速10mm長から高分解能500mm長まで広範囲なカラム長が選択できます。
 
技術情報

基本的相互作用

配位性化合物のカラム比較

150 x 2 mmカラム比較

内径2mmカラムの高速化

Unison UK-C18との保持挙動の違い

 

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