Unison シリーズ

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Unison の基本設計コンセプト

従来の常識を超えた新発想

従来は「多官能ODSは寝込みがあり,水100%系溶離液で使用できない」という常識がありました。

多官能固定相でもリガンドの絡み合い(collapse)が少なく,さらに「耐酸性」もある・・・
インタクトが初めて実現しました。

従来のODS固定相の問題点
 



 
ポリメリックODSはリガンド密度が高く,耐酸性はあるものの,リガンドの絡み合いや寝込み(collapse)によって,水100%系では保持の急激な低下(可逆的)が生じるとされています。これは 多官能ODS=ポリメリックODSという誤解によるものです。

モノメリックODSは,ODSの絡み合いを少なくできる優位性はありますが,水100%溶離液においてリガンドの加水分解が生じやすく,不可逆的な保持の低下によるカラム劣化という難点がありました。
 




新発想ODS固定相
 

「多官能ODSは耐酸性はあるが,リガンドの絡み合いのために,水100%系溶離液では使えない」という既成概念をブレークスルーしました。

多官能ODSのリガンド密度を最適化し,さらにCadenza固定相で実績のある「ポリメリックエンドキャッピング」技術を応用することにより,従来では困難であった「高極性物質の安定分離」と「耐酸性」を同時に実現しました。

リガンド密度の最適化により,高極性物質だけでなく,広範囲の極性に対応できる「分離バランス」に配慮しました。




Unison 固定相による保持挙動の改善
 



 
従来の一般的なODSでは,水100%系溶離液で封入すると,保持の極端な低下が生じます。これはアルキル基の絡み合いによるもので,物質保持に必要な有効表面積が極端に低下するためと考えられます。
このリガンドの絡み合いは可逆的な現象ですから,有機溶媒濃度を上げて通液することにより回復します。しかし長期的な安定分析には使いづらさがあります。特にイオン対試薬を添加しないで分析するような場合(たとえば水溶性ビタミン,有機酸,カテコールアミン,少糖類,核酸系化合物など)では,保持の安定化が重要な課題となります。

Unison UK(US)-C18は,ODSリガンドの密度が最適化されているため,このような保持の急激な変化が生じません。水100%系溶離液でも安定した保持が可能です。
しかも,従来の逆相固定相と基本的に変わらないシンプルなリガンド構成(アルキル基,メチル基)であり,従来の逆相カラムと比べて極端に分離特性が異なるということがありません。分離を考えやすい表面設計が配慮されています。




Unison 固定相の耐酸性
 

従来の一般的なODSはいわゆる「モノメリックODS」であり,耐酸性に難点があります。左図のように,0.5%TFAをカラム封入すると,徐々に保持の減少傾向を示します。
この現象はODSなどのリガンドが酸加水分解を受けるもので,有機溶媒による洗浄では回復できない「不可逆的」なカラム劣化です。従来の高極性対応ODSカラムは,リガンドの密度を低下させていることから,この劣化現象を避けることができませんでした。特に高極性物質は,有機溶媒濃度を低く設定せざるを得ず,この加水分解はさらに顕著に現れます。

Unisonシリーズは,多官能リガンドの密度を最適化し,さらにCadenza固定相で実績のある「ポリメリックエンドキャッピング」技術を応用することにより,強酸性下でも加水分解に強く,従来に比べて安定した分離が可能となりました。
 

 


Unison逆相固定相の相互作用について 


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