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■キーワード
分離選択性
π電子相互作用
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Phenyl固定相は,ブランドによってその結合様式が異なりますが,共通する構造としてはフェニル基が結合していることであり,官能基が有するπ電子の相互作用が溶質との間にはたらくことです。
上図はtoluidineの位置異性体に関するODSとUK-Phenylの比較データです。Phenylカラムは通常C4カラムと同程度の疎水性と保持挙動を示しますが,π電子を有する溶質とPhenyl固定相のあいだに発生するπ-π相互作用により,同じ移動相条件でODSカラムに近い保持力を示しています。さらに溶質π電子の局在化状態の影響(特にp-異性体)により,ODSカラムでは分離できなかったm-,
p-異性体がUK-Phenylでは良好に分離できています。
化合物の構造がどんどん複雑になる現代の先端化学領域では,疎水性以外の相互作用により分離しなければならない局面が増えていると想像されます。ODSカラムだけで分離を解決するには手間がかかりすぎる時に,極めて有効な役割をはたすことができる可能性がUK-Phenylにはあります。
従来のPhenylカラムの問題点である耐酸性・耐アルカリ性や,3μm粒子による高分解能など,Unison UK-Phenylにはいろいろな特長があります。
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