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Cadenza
CD-C18は,次世代のODS標準をめざしたODSカラムです。
ご存じのとおり,HPLCにとってODSカラムは大変重要な分離デバイスです。
順相・逆相・キラル・イオン交換・サイズ排除など,多くの分離モードがある中で,逆相カラム,とりわけODSカラムの果たす役割は大きなものがあります。一般的な低分子化合物を分析するときに,まず候補となるのがこのODSカラムではないでしょうか。
このODSカラムが登場して約30年が経過しました(2000年現在)。HPLCの進歩はODSカラムとともにあるといっても言い過ぎではないと思います。
ODSカラムの進展の歴史上,全多孔性シリカの登場,球状5μmシリカの登場,エンドキャッピング手法の登場,高純度シリカの登場など,それぞれエポックメイキングなステージがありました。
しかしながら,この10年変わらなかったことがあります。それは150x4.6mmカラムが一般的である,ということです。これはなぜでしょうか?
・5μmシリカが使いやすい
・3μmは圧力が高い
・カラムメーカーが製造しやすい
いろいろな理由があると考えられます。
前述のようなODSカラムの歴史を振り返るに,シリカ基材の粒子径は30年間で次第に小さくなっており,確かに現在の5μmシリカは完成度の高い基材となりました。分析を目的とするとき,はたしてこの5μmが理想的粒子径でしょうか?
すでに3μmシリカも5μmシリカと同様に,高純度で完成度の高いものとなっているのです。
インタクトは,ODSカラムの歴史を鑑みるに,この3μm粒子を徹底的に検討し,次世代の分析用標準カラムとして提供したいと考えました。
種々の検討の結果,75x4.6mmでも充分に従来の5μm/150x4.6mmと同じような性能が出せることを見いだしました。このカラムサイズは以下のようなメリットがあります。
・従来と同じような溶離液組成で同じような分離が得られる
・カラム圧力も同じくらい
・分析時間は約半分に短縮され,これに伴う溶媒消費量も半減される
・コンディショニングが早い
・ピーク検出感度が向上する
250x4.6mmで7−10μmのODSカラムが,5μmになることにより150x4.6mmに変化した経緯からすると,今後3μmで75mmカラムが標準的になることも予想できないことではありません。インタクトのチャレンジにはこの分析用標準カラムサイズの変革も目論まれています。もちろん3mm内径カラムも標準化の視野にあります。
Cadenza CD-C18の高性能粒子は,3μmとしては究極のカラムサイズ250x4.6mmで,品質検査時に平均約48,000段を示すという,高分解能カラムも生み出しました。もちろん,近年のトレンドでもあるLC-MSにも対応させるなど,豊富なカラムサイズ群も同時に開発しています。
完成度の高い3μmシリカ粒子には,5μmカラムの想像を超えた驚く性能があります。 すでにインタクトにはそのような先進的ユーザーの方々の多くの反響が寄せられています。
LC技術の進歩は,LC装置メーカーだけでなく,カラムメーカーやエンドユーザーのチャレンジと相互コミュニケーションが必要,という思いがCadenzaの開発における大きな原動力となっています。どうかインタクトのカラムテクノロジーにご期待ください。
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